ペアガラスの修理・交換には数日かかる事が多い理由とは
ペアガラスの交換時は要注意
窓ガラスの種類は沢山あることはご存知でしょうか。よく使用されている透明なガラスやガラスの中にワイヤーが入った物などは目にしたことがあると思います。
山のガラスの種類の中にペアガラスと呼ばれる種類のガラスがある事をご存知の方は少ないと思います。このペアガラスを交換する際には注意が必要です。他のガラスであれば依頼したその日に交換をしてくれることもあるのですが、ペアガラスの場合は即日当日作業ができないのです。
ペアガラス修理に時間がかかる理由と対処法
ペアガラスとはガラスが二重になっているガラスのことで複合ガラスとも呼ばれています。最近建てられた住宅にはこのペアガラスがよく使われており、普及率は70%を超えています。断熱効果が高いので冬場や夏場のエアコンの消費量をかなり減らすことができ省エネや節電ができると近年普及がされているガラスです。
ペアガラスが割れた場合に多いのが、二重になっているガラスのうち一枚だけ割れてしまうというケースです。その場合は割れた片側だけガラス交換をしたらいいのでは?と思うのですが、実際には片側のみの交換はできません。何故かというと、ペアガラスは二枚のガラスとその隙間に入っている中空層があるからこそ、断熱・遮熱・結露防止などの本来の力を発揮することができるのですが、ガラスとガラスの間に隙間があり、その隙間の空気が漏れないように2枚のガラスが密閉しているので、一枚ガラスの交換のようにガラスを切り取って取り替える作業ができないのです。その為ペアガラスの交換の際は現地でサイズを測り同じサイズのペアガラスを発注する必要がまずあります。ですので、他のガラスの交換とは違い当日中の作業はほぼできません。作業は発注したペアガラスが入荷してきてからとなりますので、それまでは応急処置などで対応する必要が出てきます。
ペアガラスが入荷するまでの間、雨風を防ぐ必要がありますが、その応急措置もちゃんとしてくれる会社も存在はしますが、追加料金を取ったりそもそもしてくれないといった悪徳な業者もいるようです。2,3日ならご自身で応急処置をすれば耐えられると思いますので、料金と比べてみて判断をしてみてください。
またペアガラスの大きさや設置されている場所によっても交換費用はことなりますので、ペアガラスの交換費用とガラス入荷までの応急処置については依頼時に必ず確認するようにしてください。